第22章 ★ 朝 * 夢主視点 ★ ① ★
ロー)「ふっ。ほら、さっきと準備するぞ」
「…」
ローは起き上がり洗面所に向かって服を着てる
ロー)「なんだ?まだ寝てるのか?」
「…」
私は起き上がれずにいた
ローが近付いてきて
私は少しむくれた顔でローを見ていた
ロー)「なんだ。その顔は」
「…悔しいから…ムカつくんだもん」
そう
悔しいのだ
ずーっとやられっぱなしが悔しい
ロー)「ガキだな」
「…」
ロー)「ほら、さっさと起きろ」
ローは私に手を伸ばしてきて
私はその手を掴んで起き上がった
「私ばっかり、悔しい」
小さく呟けばローに聞こえていたのかローに鼻で笑われた
くそー
今度覚えとけよ