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✿忍のハート✿【ONE PIECE】✧

第20章 ★ お願い * 夢主視点 ★ ① ★







離れた私に疑問を持ったのかローが声をかけてきた




ロー)「おい。なんで離れる」

「身の危険を感じるからだよ!」




なんでこの人はあんな恥ずかしい事しといて平気なの?!




ロー)「…」




ローは黙って布団ごと私を抱き寄せた



布団の上からだったけどローの腕に体がビクッてなった



私はなるべく平常心を保とうとした




ロー)「…さっきと寝ろ。起きたら島だ」

「…私にとっての初めての島だね。楽しみ!」

ロー)「着いても1人で行動するなよ」

「出来ないよ…文字読めないし、お金の使い方も知らないし」

ロー)「は?あっちでは?」

「全部支給品だよ?」

ロー)「…下着とかもか?」

「うん。言えば里が出してくれてたよ?変かな?」




私はローの反応に疑問を持った




ロー)「お前、まさかと思うが、自分のサイズとか把握してるのか?」

「なんの?」

ロー)「…自分の…体の」

「ん?身長とか?分からないけど」

ロー)「…島に着いたらまず買い物だな」

「…わかった…?」





私は少し苦しくなって布団なら頭を出した


ローの体温は暖かいなーなんて思っていたらローは腕を頭の下に回してくれた




私の頭の下にローの二の腕

私はその二の腕に擦り寄った

ローの匂いはやはり落ち着く



私は足を伸ばした


ローは寝たかな?




「…優しいなぁ。暖かい」




私は目の前に伸ばされてるローの手を見ていた


もうひとつ布団の上から私を抱き締めてる手




私は少し布団を捲って

その手に自分の手を包むように絡めて

目の前の手にも伸ばしたら届いたので包むように絡めて



頬が緩んだ





そのまま目を閉じた


頭の下の二の腕で1つキスを落として








寝息が聞こえてない事に気付かず


私は目を閉じた








2024.03.12
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