第19章 ☆ 仲間の言葉 * ロー視点 ☆ ① ☆
食堂でアヤの話を聞いていた
なるほどな
あの怪我で海にいた理由は分かった
いや、実際には分からなかったが
滝から落ちて気付いたらグランドラインって事あるのか?
疑問は尽きない
アヤは嵌められたと言っていた
ロー)「嵌められたと言ったが、その相手に心当たりと理由はあるのか?」
「…ある」
アヤは少し低く鋭くなった声で返事をした
言い切ったアヤの眼は紅く光っていた
ロー)「…お前」
「ん?」
シャチ)「あ!アヤの眼の色!」
ベポ)「そんな色してなかったよね?!」
イッカク)「紅くなってるよ!」
ペンギン)「いつの間に…アヤ、大丈夫か?」
「?!」
アヤは眼を見開いて顔を下に向け眼を隠した
「…あ、あー⋯…今のは、忘れて…くれると⋯」
「「「⋯⋯」」」
前髪で見えなくなった眼
少し震えた声でだんだん小さくなる声に
誰も何も言えなくなった