第94章 ☆ タトゥー ☆ ロー視点 ☆ ② ☆
アヤの説明を聞いて
宴をするように甲板で晩飯を食べていれば
まだ本調子じゃないアヤが寝落ちして
シャチ達に部屋に戻る事を伝えて
アヤを抱えて部屋に戻った
部屋に戻りアヤを寝かせシャワーを浴びて
ベッドに戻ればアヤは安心しきった顔で寝ていた
俺はアヤを抱きかかえる様に眠ろうとした
アヤを抱きかかえればアヤは猫みたいに擦り寄ってきて頬が緩む
頭を撫でていたが
ふと、胸元に目がいって
アヤの着てる服がはだけていて
誘われる様に首元に顔を埋めて小さくキスをすれば
アヤの口から漏れる小さな声
何回聞いてもこの声は飽きない
むしろもっと聞きたくて
またヤッてしまおうかと思ってズボンを脱がして
体を倒そうとすれば抵抗する様にか寝返りを打たれ
こんな状態でも抵抗か?
と思いながら笑っていれば
アヤの手が動いて…
眺めていれば何かを探す様にゆっくり動かされる手
アヤが手を動かしている場所は
さっきまで俺が寝ていた場所
「…んー…?」
どんどん手が伸びて奥まで探して行くが
俺はそこにはいない
見つからない事に更に不満の声が漏れる
ロー)「…ふっ…」
そんなアヤがおかしくて
手を伸ばしている方とは逆の方に寝転がり
アヤを後ろから抱き抱えて
肩に噛み付けば
アヤが目を覚ました