第93章 ★ タトゥー ★ 夢主視点 ★ ① ★
目の前でローといのりが楽しそうに話をしていて
私はそれを眺めながら手のひらに入るタトゥーを眺めていた
思ったより…
「…痛いな…」
ロー)「…痛くないと思ったのか?」
般若)〘君は割と大怪我してても平気そうだったのに…こう言うのは痛いって言うんだね〙
いのり)「…まぁなるべく痛くない様には…したいけど…こればっかりは…」
「…なんか、太ももとかにも入れたくなって来たな…」
ロー)「…太もも?」
「うん。変?」
ロー)「いや、変では無いが」
「でも今日で全部入れるってなったら時間かかるね」
ロー)「お前…まさか今日1日で全部入れるのか?」
「え?じゃないの?」
いのり)「え?!それはなかなか…」
「え?私、そのつもりだったんだけど…」
いのり)「…」
ロー)「…まぁいい…出来る所までやってくれ」
いのり)「うん…分かった」
「…」
2人の反応に首を傾げていたら般若が横に来た
お互い暇だもんね…
般若)〘なぞなぞでもする?〙
「ぜってぇやだ」