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「新テニ」理想のペア、Exciting situation

第5章 湫袋駅行き電車内での誘惑



 「なあ、キテレツ、仲良くなってないか? あの二人」


 「信じられませんねぇ」

 濡烏とカークの笑い声が一両目内で響く中、丸井と木手がポカンとなっていました。


 「Kirk, I got you some gum.(カーク、ガム貰ってきたよ)」
 子どもの外国人がカークのところに行ったおかげか、ようやく彼らは理想のペアがいたことに気が付きます。


 「Oh, you guys, when did you arrive?(おお、君たち、いつの間に来てたのか)」
 と、濡烏です。外国人のフリのままを続け、英語で話していました。


 「Mr. Nurekarasu, when did you become friends with Kirk?(濡烏さんこそ、いつの間にカークと仲良くなったんですか)」
 まだポカンとなっていた丸井が濡烏に尋ねます。


 「At first it looked like there was going to be a scuffle.(最初は今にも取っ組み合いになりそうだったよ)But after hearing his story, I couldn't get angry anymore.(けど、彼の身の上話を聞いてから、これ以上怒れなくなってしまって)」
 そう言った濡烏が片手を後ろ頭にやります。
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