第14章 寂しい
「さん!ここが俺の部屋だよ」
「お邪魔しまーす」
が部屋に入ると黒木は鍵をしめた
「トロフィー?」
「前さ‥水泳やっててさ!その時のトロフィー!」
黒木はそう言って笑った
「これが見せたい物?」
「うん!凄いでしょ?」
「黒木くん水泳やってたなら水泳部入ったら?バレーじゃなくて」
「水泳はもう辞めたから!さん」
黒木はに顔を近づけた
「黒木くん!私もう帰るね!」
は急いで部屋を出ようとしたが鍵が閉まっている事に気づいた
(なんで‥鍵‥)
すると黒木はを後ろから抱きしめた
「ちょ‥黒木くん?!」