第48章 黙らせればいい
「赤葦さんに憧れてるの?てっきり木兎さんかと‥」
「桐嶋は今一人ぐらし?実家は宮城だろ?」
リエーフがそう聞くと桐嶋は舌打ちをした
(なんで舌打ち?!)
「今は兄貴と暮らしてる」
「お兄さんいるんだね!桐嶋くん」
「兄貴は梟谷の卒業生だ!中学までは宮城にいろって言われてた親に!高校は好きな所行っていいって言われたから俺は兄貴の行ってた梟谷に行きたかった‥でも落ちた‥」
「赤葦さんみたいになりたいの?」
「うるせぇ」
は苦笑いした
「話してくれてありがとう!桐嶋くん!桐嶋くんの事少し知れて良かった!」
は笑顔でそういった
だが桐嶋は無視をして練習を始めた