【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第8章 Dawn6.目的と任務
鈴「花いっぱいですよ!こっちもきれーー…」((ズコー…
花に夢中でよそ見をしていたリンはバタッと勢い良く倒れ込むように転んでしまう。
鳶「だ、大丈夫っスか!?」
トビが慌てて彼女のそばに行く。
鳶「ケガは…ないっスね」
斑(三尾とやり合う前にケガしてたんじゃ話にならんからな)
内心、マダラはハァと息をつく。
鈴「痛ったー…」
鳶「大丈夫っスか?」
鈴「はい…ッ」
リンは首を縦に振るものの、打ち所が悪かったのか痛みが込み上げ、潤んだ瞳を向けた。
そんな彼女を見たトビがあたふたとテンパる。
鳶「とと、とりあえず!た、立って…。ね?」
斑(転んだくらいで泣くな。何歳児だ、お前は…)
トビは少し呆れながらも中腰になり、うずくまっているリンに手を差し延べて優しく言った。
リンはもう一度頷いてその手をギュッと掴み、ゆっくり立ち上がった。
その時、リンはトビの手に触れ、ドクンと胸が大きく跳ねるのを感じた。
_