第8章 Dawn６.目的と任務

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小｢ペイン…｣


小南が部屋に入ると、ペインが大きな窓の外をぼうっと静かに眺めていた。

外には雲のない綺麗な青空が広がっている。


痛｢小南、か？｣


外とは対照的にペインの声は震え、つらそうな顔をしていた。

小南はそんな彼の後ろ姿しか見えなかったが、雰囲気と声だけでわかった。


痛｢覚えてるか？あの時のこと…。それを少し思い出しただけだ｣

小｢そう…｣


それだけ言うと、ペインの背中に寄り添う。


小｢ペイン、ここにいるわ…｣


小南の優しい声を聞き、目を閉じる。

同時にペインの頬が濡れた………


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