【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第8章 Dawn6.目的と任務
話を終えると、メンバーは全員何も言わずに広間はしんと静まり返った。
鈴「失う…痛み…」
リンはうつむきながら今にも消えそうな声で呟いた。
痛「以上。各自任務に励め…」
それだけ言うと、ペインはすぐに消えた。
それに何かを感じたのか、その後を追うように小南も紙になってバラバラと飛び去っていった。
鳶「じゃっ、行きますか!」
鈴「はい!」
トビは壁に術で穴を開けると、二人で外に出る。
外はすっきり晴れていて太陽が二人を明るく照らした。
頬を撫でる風が気持ち良い。
泥「頑張れよ、うん!」
鼬「気をつけてな」
"行ってらっしゃい"と微笑みながら手を振るメンバー。
リンは何度も後ろを振り返り、笑顔で手を振った。
そして、二人並んで楽しく話しながら目的地である湖を目指し、森の中を歩き出す。
これから起こる惨劇も知らずに………
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