【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第23章 Dawn19.動物と絆-偽幻-
斑「"うちはサスケ"…どうするつもりだ?」
鼬「………」
斑「お前…まだ変な考えを持ってるんじゃないだろうな?」
すると、イタチはマダラの方に振り返った。
鼬「何も考えなどない。俺は…どうもしない」
イタチは儚げな笑みを見せると、鬼鮫を連れて出口へと向かう。
背後からマダラの気配が完全に消えると、二人は出口で一旦立ち止まった。
鬼「まだ止みませんね」
ザ―――――…
鬼「この時期にこの地域でこうも降るのはおかしいんですが…」
見渡せば、濃い灰色の悲しげな雲から3日前から降り続けている雨がザァザァと降り注いでいる。
イタチは何も言わず空を見上げると、パシャリと水溜まりを踏み、雨に打たれた。
鬼「お身体に障りますよ…」
しかし、イタチはびしょ濡れになりながらも、灰色の空を見上げたまま動かない。
鬼「アナタが今何を考えているのか…それはわかりませんが……」
鬼鮫は心配そうに、イタチのひどく雨に打たれた背中を見つめる。
鬼「ここからだと、泣いてるように見えますよ…」
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