【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第22章 Dawn18.愛と誓い-決意-
鈴「前にも同じようなこと言ったかもしれないですけどーー…」
リンの両手はいつの間にか、マダラの手を自分の胸の辺りでギュッと握っていた。
鈴「たとえあなたがどんな人であっても、あなたがあなたであり、あなたが存在し、そこにあなたの意志があり、あなたの道を行くのなら……私はそれでいいんです。それ以上何もいりません」
リンは優しい微笑みを浮かべ、マダラに笑いかけた。
鈴「だってあなたは……私の"全て"だから…」
リンの純粋な心がマダラの胸に染みてくる。
鈴「それに…私知ってますよ。あなたが"うちはマダラ"じゃないこと…」
彼は思わず目を見開き、何も言葉が出てこない。
ただじっとリンを見つめていた。
鈴「最初はみんなも"マダラ"って名前だけ聞いて信じたかもしれないけど、角都さんと飛段さんが木ノ葉との戦闘で療養してた時ーー…」
_