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【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】

第7章 Dawn5.暗闇と迷走





マダラはふと気付き、繋がれた手を見る。

顔を少し上げ、今度はリンの方に目線を上げた。


鈴「こうしてればはぐれません!」


リンは自分でも気付いていないようだが、顔がピンク色に染まっている。

そんな彼女に、マダラは何も言わずにまた前を向く。

優しく自分の手を握る彼女の小さくてあったかい手を、同じように握り返したマダラ。

すると、リンは繋いだ手を前後に揺らし、嬉しそうに笑う。


斑(仕方ないから繋いでやる…)


と言いたいところだが、その時少し微笑んでしまったことは彼だけの秘密。


マダラはリンに歩幅を合わせ、ゆっくり歩いていく。

リンも今度は迷子にならないようにと、マダラの温かい手をしっかりと強く握って………


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