【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第22章 Dawn18.愛と誓い-決意-
チャリン………
すると、マダラがたたき付けた拳の隣に、銅の錆びた鍵が飛んできた。
蠍「必要だろ?それ」
マダラが鍵の飛んできた方向へ顔を上げると、サソリがニッと笑った。
熾(あれは!雨鶴に持たせておいた物!)
熾「一体どうやって…!?」
熾信は顔を更にしかめ、サソリに叫ぶ。
蠍「雨鶴の腰に付いてたそいつが妙に気になってな…。あいつがぴょんぴょん跳ね回ってやがった時にデイダラと一緒に隙をついて盗んでおいた。それだけの話だ。まさかこんな役に立つとは思ってなかったが…」
泥「へへっ…」
デイダラとサソリは微笑して言った。
蠍「そんなに大事なもんなら」
泥「自分自身で持っとくべきだったな!うん」
熾「……ッ!!」
熾信は悔しそうに拳を壁にぶつけた。
最初は驚いたような顔をしていたマダラも思わず感心して小さく笑う。
そして、マダラが鍵を『三』の穴に差し込み、時計回りにそれを回した。
……ガチャリ…
バリィィイイイィイン――…
すると、結界がガラスのように粉々に破れていった。
鋼鉄の扉はギィッと重たい音を立てて左右に開いていくと、真っ暗な地下へと続く階段が現れる。
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