【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第21章 Dawn17.愛と誓い-消失-
そんな飛段を鼻で笑い、角都が立ち上がると、サソリの隣にいたデイダラも立ち上がった。
泥「じゃあ行ってくる、旦那」
蠍「あぁ。気をつけろよ」
そうして、マダラ、ペイン、デイダラ、角都の4人は外への出口を開ける。
痛「アジトは頼んだぞ」
ペインがそう言うと、留守番組のメンバーは頷き、"気をつけて"と彼らを見送った――…
外は夏とはいえ、夜になると少し肌寒い。
秋の訪れを感じるようになってきた。
三日月の白い明かりだけが真っ暗な夜を照らしている。
斑「デイダラ、お前は空から探せ」
泥「そのつもりだ、うん」
デイダラはすぐに粘土を手の平の口で鳥の形にすると、巨大化させてその上に乗った。
痛「リンを見つけ次第、ここに戻るようにな」
ペインの言葉に、みんなは頷く。
痛「リンが駄々をこねても、無理矢理にでも連れ帰れ」
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