【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第21章 Dawn17.愛と誓い-消失-
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泥「サソリの旦那、リンのやつ遅くないか?うん」
蠍「そうだな…。もう夕刻だ」
絶「何もないといいけど…」
外では、太陽が全てをオレンジ色に染めていた。
そんな不気味な明るさがメンバーの不安を煽る。
小「どうかしたの?暗い顔して」
痛「…ん?リンは部屋か?」
階段から下りてきたペインと小南。
鼬「リーダー……実は…」
イタチは二人にリンのことを話した。
痛「様子が暗い…か。だが、夕方までに帰ると言っていたんだろう?」
鼬「まぁ……」
痛「それに、夜が遅くなる前に帰れと以前忠告した。心配だが、あいつのことだ。今回はちゃんと帰るだろう」
確かにリンは初めの頃、デイダラ達と修業をしていて夜遅くまで帰って来なかったことが一度あった。
泥「でもオイラ心配だ…うん」
角「探すのか?」
蠍「夜中になっても戻らなかったらにしろ」
小「そうね」
飛「意外と元気になって帰ってくるかもしんねェしな!」
そんなことをメンバーが話していると、ペインはみんなの顔を見ながら口を開いた。
痛「ところで、リンが暗かったのに何か心当たりはないのか?」
みんなは少し考えたが、全員首を横に振った。
泥「昨日、オイラ達と一緒にいた時は何も変わった様子はなかったぞ、うん。な、飛段?」
飛「おう。いつもと同じだったぜ」
痛「そうか…」
鼬「きっとすぐ戻るだろう」
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