• テキストサイズ

【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】

第20章 Dawn16.自尊と涙





泥「オイラが悪かったんだ…」


デイダラは作品から目を離さず、ポツリポツリと話し出した。


泥「オイラ…今までずっと自分が一番だと思ってた…。だから、認められなかった、その瞳が"芸術"だと思うことを。

でもどんなに頑張っても、どんなに努力しても…追いつくことができなかった。

悔しかった。
羨ましかった。

…ひがんでたのかもしれない。

それに、勝手に芸術だと思って勝手に目の敵にしてたのはオイラだ、うん。

だから、考え方を変えた…。


イタチの眼は…"今まで知らなかった芸術を教えてくれた"って思うことにした、うん」


すると、デイダラはうつむいていた顔を上げ、イタチの瞳を見つめた。


泥「オイラ、もっと頑張ってその"万華鏡写輪眼"ってのにも負けない最高のものつくる、うん」


イタチとデイダラの視線がしばらく交錯する。


泥「だからイタチ……」


デイダラの強張った顔が柔らかくなった。


_
/ 1383ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp