【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第20章 Dawn16.自尊と涙
鈴「やっぱり…何かあったのかな」
鬼「そのようですねぇ…」
痛「あんなデイダラは初めてだ」
飛「いつもと全然雰囲気違げーしな…」
メンバーは心配そうにして、デイダラの上がって行った階段を見つめている。
蠍「あいつなら大丈夫だ。帰って来たって事でよしとしようぜ」
サソリはデイダラの気持ちを汲み、メンバーにあまり深追いしないよう釘を刺す。
蠍「イタチ…話がある」
サソリはイタチの耳元で、他のメンバーに聞こえないように小声で囁いた。
それから、イタチを自室に連れ込むとガチャとドアを閉めた。
鼬「それで…話とは何ですか?」
蠍「まぁ、とりあえず座れ」
サソリはイタチに近くのソファーを指差すと、イタチも素直に座った。
蠍「デイダラのことだ」
サソリはそう言うと、イタチと低いテーブルを挟んだ向こう側のソファーに腰を下ろした。
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