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【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】

第20章 Dawn16.自尊と涙





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小「もう大丈夫よ」

泥「ありがとう、うん」


サソリ、飛段、リンはあれから休まずにアジトまで突っ走ってきた。

そして今、デイダラは医務室の椅子に座りながら小南の治療を受けているところだった。


小「治るまで安静にしてなさい」


医者のような小南の言葉に、デイダラも真面目にコクリと頷く。


蠍「脚はどうなんだ?」


声のする方へ顔を向ければ、サソリが医務室の扉に寄りかかりながら腕を組んで立っていた。


小「問題ないわ。チャクラを限界まで使ったのと身体を酷使し過ぎたせいで、一時的に力が入らなくなっていただけよ」

泥「あ、本当だ。動かせる」


デイダラは座ったまま脚を上下に踏み鳴らす。


蠍「なら問題ないな」


サソリはホッと安心したように、胸を撫で下ろした。


小「ひとまず上に戻りましょう。広間でみんなが心配してる」

蠍「それなら俺も戦闘のことは知らないが、さっき少しだけメンバーに話してきた。うちはサスケのこともな」


デイダラはうつむいて押し黙る。


蠍「まぁ、お前が嫌なら無理にあいつらに話す必要もねーだろ。俺も掘り下げて聞こうと思わねぇ」

泥「…ありがと……」


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