第20章 Dawn１６.自尊と涙

泥｢これでホントの最後だ！！直接Ｃ４を食らえ！！！うん！！｣

佐｢くっ…！｣


デイダラは自分の口で粘土を咀嚼すると、風船ガムのようにＣ４をサスケに向けて膨らます。

丸く膨らんでいくＣ４は小型爆弾が空気中を舞うその中へと、サスケを容赦なく飲み込んでいく。


佐｢くっ…｣


デイダラはさっきまで乗っていた鳥型粘土まで収めたＣ４を噛み切った。

その中で、サスケはデイダラの粘土分身に腕を捕まれ、そこから脱出できない。


泥｢お前こそチャクラが足らないようだな！振り解く力も残ってねーか！あﾞぁ！？｣


デイダラは捨て台詞を吐き、すぐにＣ４から空中へと逃れた。


泥｢その中はさっきと同じ目に見えねぇＣ４爆弾だぜ、うん！｣



バチチチチチチチチチ！！！



泥｢！｣



一瞬Ｃ４の一部分だけ膨らんだかと思えば、サスケが腕に雷遁を纏い、すぐにそこから飛び出してきた。


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