【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第20章 Dawn16.自尊と涙
サスケがいる場所が爆発を起こすと、デイダラはザッとその近くに着地する。
泥「チッ…」
しかし、彼の笑みはすぐに悔しそうな舌打ちに変わった。
シュウゥウウウ………
大きな白い大蛇はサスケの周りにとぐろを巻き、彼を爆発から守っていた。
爆発より先に大蛇を口寄せされていた。
泥「ケッ…。こんなガキにあの大蛇丸がやられたとはな。未だに信じられないな…うん」
ボンッと大蛇が消えると、デイダラの声が小さく響いた。
サスケの黒い瞳が赤い写輪眼へとスー…っと変わる。
佐「その外套…やっぱり"暁"のメンバーだったか。うちはイタチはどこだ?」
泥「知らねーよ。知ってたとしても教える気にすらならないぜ、うん」
そうは言ったものの、デイダラはいまいちサスケの言葉の意味が理解できない。
泥(何で執拗にイタチの居場所を聞いてくる…?)
デイダラは怪訝そうな表情で眉をひそめた。
泥(イタチに何の用があるってんだ?)
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