• テキストサイズ

【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】

第20章 Dawn16.自尊と涙





――――――――――…


泥「見つけた…」


森に囲まれたとある薄茶色い平野を、少し離れた上空から見ているデイダラ。

その平野に青年がいる。

彼は一人で空を見上げ、ぼうっと立っていた。


泥(あいつも運がねぇな。オイラが誘導しようとしていた所にいやがる…うん)


ニヤリと不敵な笑いを浮かべ、印を組んだ。

そして、もう一つ作った鳥形粘土を連れてターゲットに狙いを定めると、平野へ一気に急降下していく。


泥(オイラの芸術けなしたこと…後悔させてやる…!!)


狙いは"サスケ"。

沸々と"あの時"のイラ立ちと屈辱が蘇る。



バサッ!



佐「!」


羽音に気付いたサスケがふと真上を見上げれば、デイダラを乗せたものを含む鳥形粘土二体。

デイダラは薄く口角を上げると、急降下する鳥から空中で素早く離れた。


泥「喝!」



ボウゥウウウウッ!!!


_
/ 1383ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp