【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第18章 Dawn15.不死と願い-守護神-
一方、さっきの頭刻苦の最初の炎の衝撃で、更にえぐられた地面のそばに立っていた飛段。
彼は赤い鎌を地面に突き刺し、素っ頓狂な声で口を開いた。
飛「ところでよォ、木ノ葉って…死んだら土葬!?」
突然の疑問符に、カカシ達も怪訝そうな顔で彼を見る。
しかし、そんなことお構いなしに飛段は言葉を続けた。
飛「土葬だったらめんどくせーんだよォ…。"賞金首掘り起こして換金するぞ"とか、角都言い出しそうだし…」
角(うっ…)
思わぬ飛段の言葉に心の中で声を漏らす。
飛段は首の後ろに手を当てながら溜息混じりに言う。
飛「あのヒゲ野郎、ちょいとは楽しませてくれるかもって思って期待してたのによォ~…。やーっぱ大したことねェし!!」
飛段はつくづく呆れたような顔をしてつまらなそうに右腕を広げた。
角「首をはねられたくせに…よく言う…」
角都がすかさずつぶやくように小さく毒づく。
飛「うるせェーーーッッ!!黙ってろ!!!」
飛段はすぐに怒った顔で口を尖らせながら振り返った。
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