第17章 Dawn１４.不死と願い-死神-

鈴｢マダラさん、とってもかっこいいです｣


リンは笑顔で頷きながらキラキラした目でマダラを見ている。

まぶしい笑顔に、マダラも思わず顔が綻んだ。

もう胸はキュンキュンである。


斑｢リン…｣

鈴｢マダラさん…｣


見つめ合う二人の周りには、ハートが飛び交っているような錯覚さえ見えそうになる。


痛｢マダラ、貴様…｣


リンに相変わらずデレデレなマダラに、ペインの中で嫉妬心が芽生える。


角｢用が済んだなら俺たちは戻る｣

痛｢あ、あぁ｣

鈴｢気を付けて帰って来てくださいね、角都さん！｣

角｢あぁ｣


角都はリンの明るい笑顔にマスクの下で頬を緩ませた。


泥｢あ、その前に一つ忠告しとくぞ、角都、飛段｣


すると、デイダラが唐突に彼らを呼び止めた。


泥｢二人とも今火の国にいるんだよな？だったら木ノ葉の"うずまきナルト"って人柱力には気を付けろよ、うん｣

蠍｢あん時のオレンジのガキか？デイダラ｣


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