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【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】

第17章 Dawn14.不死と願い-死神-





それもそのはず。

あれから芸術コンビは例の毒の研究のために何時間も地下の研究室にこもっていた。

長時間に渡るこの何とも言えない疲労感。


いつも毒の研究や調合をしているサソリは慣れている。

しかし、デイダラは初めての研究に休む事なく、頭をフル回転させてもうぐったり。

当然小腹もすくはずなのだ。


泥(一個ぐらい…)


我慢できなくなったデイダラはそーっと静かに手を伸ばす。


鼬「俺のだ!」((ペシッ

泥「痛いぞイタチ!うん!」


しかし、イタチがデイダラの魔の手を見逃すはずもなく、素早く叩いて皿を抱え込んだ。

どうやら一つもあげる気はないらしい。


蠍「すげー執着だな。あそこまでいくと病気だぜ?」

鬼「イタチさんはいつもこうですから…」

蠍「大変だな…」


鬼鮫とサソリは思わず苦笑する。


鬼「アナタのところも大変なのでは…?」


鬼鮫の指差した先には、ガミガミと"粘土の方が団子よりいいんだ!うん!"と、なぜか団子と張り合うデイダラがいた。


蠍「まぁ…あいつはいつもああだからな」

鬼「お互い…大変ですね」


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