第5章 Dawn３.指輪と瞳

角｢フッ。大体、迷子がこんな所にいるはずないだろう｣

絶｢あははっ！ここに入って来れる能力があるならさ｣
　｢トックニ家ニ帰ッテルゾ｣


笑いを必死に堪えながら説明するイタチ、角都、ゼツ。

リンも少し納得したが、まだ頭に浮かべたハテナは消えない。


鈴｢でも、サソリさんはさっきは完全に感じ悪いおっさんでしたよ？｣

蠍｢おっさんじゃねぇよ。美しいおじ様と言え｣


(((ツッコミ所がズレてる！)))


ツッコミと目付きが鋭いサソリ。

他のメンバーはそんなサソリのツッコミに心の中でツッコミを入れる。


蠍｢あれは"ヒルコ"。俺の傀儡だ｣

鈴｢あ、あれが傀儡！？人にしか見えませんでしたけど…｣


サソリは少しだけ笑うと、リンに人傀儡のことを教えた。

途中でしばしば"グロテスク…"と思わずにはいられなかった。


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