【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第16章 Dawn13.大罪と復讐
長「仲間のところだよ」
鈴「仲間…?」
長「そう。仲間のところに帰るんだ。ペインも小南もみんな心配してる」
しかし、またリンは首を傾げた。
鈴「何でそんなことわかるの?」
長「ここから見えるんだ。リンの仲間が心配そうにしてるのがーー…」
長門は心なしか、遠くの方を見つめていた。
リンは周辺を見渡すが、遠くまでずっと真っ白な何もない空間が続くだけで何も見えない。
長「ここからなら、リンやペイン、小南のことを見守ってられる。だから俺は今もここ―…生死の狭間にいる」
長門は目線を放さず、少し自嘲気味に微笑んだ。
リンもそんな長門を見つめ、不思議そうだが、真剣に耳を傾ける。
長「マダラや仲間のことも…リンの話の内容は大方知ってた。リンがなぜここに来たのかも知ってる」
リンは目をパチパチさせ、自分がここに来た理由を知る長門を見つめる。
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