【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第14章 Dawn12.芸術と約束-比肩-
鈴「仲間にもう一度会いたいって思う気持ちに理由なんていらないよ!」
斑「!」
隣で聞いていたマダラの心臓がドクンと鳴る。
斑「…そうだな。思いに理由などいらない…」
マダラはリンにほんのわずかに微笑む。
斑「ペイン、いいな?」
痛「…わかった」
マダラとペインは視線を意味ありげに工作させ、マダラはチヨへと向きを変えた。
斑「交渉成立だ」
その瞬間、デイダラは時が止まったかのようにピクリともしなかったが、ゆっくりと顔を上げた。
泥「良かった…っ。良かった…サソリの旦那…」
デイダラは笑顔でポタポタと涙を流す。
そんなデイダラを支えるようにリンが肩を持つ。
彼女の目にも雫が溜まっていた。
千「決まりじゃな。サソリの所に連れて行ってくれるな?」
痛「あぁ」
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