【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第14章 Dawn12.芸術と約束-比肩-
そんなデイダラを見て、メンバーにもある推測が脳裏に浮かび上がった。
小「デイダラ、もしかして…」
泥「そうだ、うん。あいつがサソリの旦那を!」
チヨを睨みながらそう言ったデイダラの言葉に、周りのメンバーも目を見開く。
しかし、すぐにデイダラと同じ表情になった。
冷ややかで殺意が感じられる瞳。
その奥に沸き上がる憎しみ。
彼らは今にもチヨに飛び掛かりそうな勢いだった。
飛段は既に背中に背負っている鎌に手を掛け、イタチもいつの間にか写輪眼になっている。
殺気立った空気がどんどん冷たくなり、静寂が辺りを包んだ。
斑「まぁ聞け」
冷たい空気や心情を察したマダラの声が響いた。
斑「こいつはサソリを"転生"させに来たらしい」
「「「!?!?」」」
泥「て、転生…?」
角「できるのか?」
飛「ぜってェ無理だろ」
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