【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第14章 Dawn12.芸術と約束-比肩-
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一方、医務室にいたメンバーは暗い表情で1階へ戻ってきた。
リビングでは、リンが角都と飛段の前に立ち、沈痛な面持ちで何か話していた。
痛「起きていたのか」
鈴「あ、お兄ちゃん…。それにみんなも…」
リンがメンバーに気付くと、マダラは彼女の方に寄っていく。
斑「すまない。お前に軽い幻術をかけた」
鈴「あ…大丈夫です。大体想像つきますから…」
リンは何も追及せず、マダラに少しだけ笑みを浮かべるが、すぐに暗い顔で俯く。
鈴「ごめんなさい…。もう色々自分じゃ止められなかったから…。止めてくれてありがとうございました」
斑「無事ならそれでいい」
マダラがリンに微笑むと、彼女も少しホッとしたように小さく笑う。
鈴「お兄ちゃんもありがとね」
痛「ん?」
鈴「お兄ちゃんが真っ先に気付いてくれたんでしょ?」
リンは微笑みながら首を傾げながらそう言うと、ペインは小さく息をつきながら優しく笑いかける。
痛「まぁな。お前のことならよく知ってる」
ペインがリンの頭をポンポンと撫でると、リンも兄を見上げてにっこりと笑う。
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