【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第5章 Dawn3.指輪と瞳
泥「うっせーぞ、トビ!」
トビの甲高い声が広間中に響き渡ると、デイダラがその声にイラ立ってトビをギッと睨んだ。
トビはデイダラの方が先輩なので、一応"すいませーん"と軽く謝っておく。
そんな彼らを見て、ペインは少しだけ軽い溜息をついた。
痛「異議はある奴はいるか?」
蠍「俺はいいと思う。正規のコンビ組んでねぇのこいつだけだろ」
サソリの言葉に続き、みんなもうんうんと首を縦に振る。
小「決まりね」
鈴「え…何が決まりなんですか?」
頷いたメンバーを見て、リンは頭に?を浮かべながらキョロキョロと周りを見回した。
当の本人は全く状況がわかっていない。
鬼「私たち"暁"は基本的にツーマンセルで行動していましてね」
鼬「いつも決まった相方と組んで行動している」
蠍「その相方ってのがトビってことに決まった」
メンバーはわかりやすいように丁寧にゆっくりリンに説明してくれた。
鈴「なるほど!ありがとうございます」
状況を理解したリンは顔を輝かせると、トビの前に歩み寄る。
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