• テキストサイズ

【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】

第5章 Dawn3.指輪と瞳





ペインはそう話すと、リンに"零"と書かれた指輪を渡した。


痛「というわけでお前はお兄ちゃんとお揃いだ!」


ペインは一人嬉しそうにしている。

しかし、リンは受け取ったばかりの指輪に夢中で全く兄のことを見ていない。


小「その指輪は右の親指にはめておくのよ?」

鈴「うん。私もこれで”暁”の一員になれたんだね!」


相当嬉しいのか、リンはペインと小南にとびっきりの笑顔を向け、右手の親指に指輪を大切そうにはめた。


鼬(兄妹…か…)


ペインとリンを見つめると、心の中に寂寥が渦巻イタチ。


鈴(イタチさん…?)


なんだか寂しそうな視線に気が付いたリンは心配そうに彼を見つめた。


絶「それよりさ」
 「相方ハ誰ガ務メルンダ?」


リンの考え事を掻き消すかのように重大な事をゼツが言い出す。


痛「リンの相方については俺も考えていたんだが…」


ペインは目を閉じ、腕を組んだ。

リンを含めた周りのメンバーはごくりと唾を飲み込む。


痛「ここはトビに任せたいと思う」

鳶「ええぇぇええぇえッ!!?ぼぼ、僕っすか!?」


驚きのあまり思わず絶叫するトビ。


_
/ 1383ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp