第13章 Dawn1１.芸術と約束-憧憬-

サソリはそんなデイダラに優しく笑いかける。

すると、デイダラは今まで見たことないサソリのそんな微笑みにハッとして声を上げるのをやめた。



蠍｢お前とコンビ組めて…楽しかったぜ…。

"暁"のやつらなら世界を…平和にできる。

そう信じて…一緒に歩けたこと、俺の人生の中で唯一…誇れることだ。


デイダラ…お前は早死にしそうなタイプだからな…。

それだけは…絶対するなよ……。

そうじゃなかったら…俺が彼岸で追い返してやる…。

無茶も程々にな。


あぁ、そうだ。

お前、ちょっと自分に自信ねぇとこあんだろ…？

この俺と張り合ってきたんだ…。

もっとプライド持て。

俺のお墨付きだ…。


あぁ…。

ダメだな。

こんな時に…何て言ったらいいかまとまんねぇなぁ…。


まぁ…あれだ。




長生きしろよ…デイダラ…｣




























カシャン


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