【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第5章 Dawn3.指輪と瞳
小「そういえばペイン、リンにあの指輪を渡さなくていいの?」
痛「あぁ。そうだったな」
ペインはリビングから出ると、どこかに行ってしまった。
不思議に思ったリンは首を傾げて小南の肩をトントンと叩く。
鈴「お兄ちゃん、どこ行ったの?」
小「すぐにわかるわ」
すると、すぐにまたペインが戻ってきた。
痛「これからリンに指輪を渡す」
鈴「…指輪?」
不思議そうな表情でまた首を傾げたリンに、飛段が笑いながら得意げに教えてあげた。
飛「俺たちが一人一個してる指輪のことだぜェ!」
飛段は左の人差し指にはめている"三"の指輪を右手で指差した。
リンは"へぇ~!"と言ってしげしげとそれを眺めている。
飛「だよな!?角都」
角「一々俺に確認するな」
角都は瞬時に面倒臭そうに言ったが、飛段はまたゲハハッと笑い出す。
鈴「みんな一個一個違う文字なの?」
痛「あぁ。だが、訳あってサソリとトビは同じだ。サソリと組んでいた大蛇丸が”空”の指輪を返却せずにここを抜けた。後から入ったトビにはサソリと同じ”玉”の指輪を渡した」
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