【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第13章 Dawn11.芸術と約束-憧憬-
蠍「デイダラ…お前、左腕どうした?」
泥「ん?あぁ…。さっきの戦いでこいつにやられたんだ、うん」
平然とそう言って後ろを一瞥すると、鳥に拘束されている我愛羅を右手の親指で指した。
蠍「その腕は?持ってんのか?」
泥「こいつを運んだら探しに行くから大丈夫だ、うん」
サソリはしばらく黙り込んだが、数は歩いてまた口を開く。
蠍「だったら一人で行くんじゃねぇぞ。お前だけだとまたこんなことにもなりかねない。俺も探してやるから…」
泥「え…」
昔だったらこんなことを絶対に何があっても言うはずがなかったサソリ。
しかし、そんな彼の今までにない優しい言葉にデイダラは物凄く驚いてしまい、目をパチパチさせている。
泥(だ、旦那が…?あのサソリの旦那が…?)
少しの間サソリを見ながら固まっていたが、サソリに満面の笑みを向けた。
泥「悪いな、旦那。ありがとう!うん!」
朝焼けの太陽に照らされ、デイダラの笑顔も一層キラキラ輝く。
サソリもまだ子供っぽいデイダラを見て思わずクスリと笑った。
泥「オイラの腕くっついたら休暇取ろうな!オイラの芸術に乗って温泉とか甘味処とか行くんだ!うんうん!」
蠍「あぁ…。たまにはそういうのもいいな」
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