【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第13章 Dawn11.芸術と約束-憧憬-
泥「さすが…特別製はガードが速いな、うん」
しかし、さっきまであったはずの穴がどこにもない。
デイダラの鳥が来るよりも早く、砂は穴を塞いでいたのだ。
泥「でも…」
泥(オイラの思い通り…!)
全てデイダラの思惑通りだった。
泥(あの砂をガードに使ったのが運の尽きだったな、うん)
我愛羅の砂の球体の中には、今まで砂に埋もれていたC1起爆粘土が出て来ていた。
デイダラは自分の左腕を潰された時、あの砂に起爆粘土を混入させていたのだ。
我(これは…!)
我愛羅も真っ白く丸い虫を見てハッとするも、時既に遅し。
泥「芸術は………爆発だァアッッ!!!」
ボボボボボボンッ!!!!!
デイダラが高らかに叫ぶ。
砂の球体の内部では、一つが爆発的するとまた一つと誘爆を引き起こし、粘土製の白いクモ達は一気に爆発していった――…
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