第13章 Dawn1１.芸術と約束-憧憬-

斑｢では、今から各コンビにノルマを課す｣


みんなの表情が真剣になり、マダラに耳を傾けている。


斑｢まずはデイダラとサソリ。お前らには一尾―…砂漠の我愛羅を狩ってもらう｣

泥｢我愛羅…！？そいつって確か今は風影じゃなかったか？｣

斑｢それが何だ？｣


デイダラは"我愛羅"と聞いて少し驚いているようだったが、マダラは平然としている。


斑｢サソリがいれば何も問題ないだろう｣

蠍｢まぁ、俺はあそこら辺に関してはよく知ってるからな。適任ってわけか｣

泥｢あ、そういえばオイラの初任務の時も砂だったな、うん。あの時以来か…｣

蠍｢油断するなよ？デイダラ｣

泥｢わかってるぜ、旦那！うん！｣


デイダラはニッと笑って見せた。


_