【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第12章 Dawn10.仲間と宝物
リンはまた大きな溜息をつくと、イタチが少し前に出て申し訳なさそうに言った。
鼬「みんな、お前が心配だったんだ。許してくれ」
鈴「でも…だからってどうして?」
泥「だってオイラたち仲間だろ!?うん!」
鈴「!!」
デイダラはニパッと笑ってそう言うと、周りのみんなも笑顔を浮かべた。
リンはとても驚いたようで目を見開いた。
鈴「ありがとう…っ」
リンは思いが伝わったとじんわりと目に涙を浮かべながらも、いつもより笑顔で嬉しそうに笑った。
絶「みんなリンのことが心配だったんだね」
「ココマデトハ思ワナカッタガナ。ココニハイナイガ、リーダー、小南、トビモ心配シテイタ」
泥「確かに、リーダーなんか寝れねぇとか言ってげっそりしてたな、うん」
絶「リーダーと小南はリンの家族みたいなもんだからね」
飛「んじゃあ、ゼツちゃんいんのもリーダーに頼まれたとかか?」
絶「イヤ、俺達ハトビニ頼マレテ来タ」
「これから顛末を話しに行くから。またね〜」
ゼツは外殻を閉じると、床に潜るようにしてズリズリと消えていった………
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