第12章 Dawn１０.仲間と宝物

泥｢リン、お前俺たちと本気で修業やってねーだろ！？｣


突然そう言ったデイダラは相手の心の内を探るような目をして怒っていた。


鈴｢そ、そんなことないですよ！ちゃんと、やってます！｣


リンの声が震えている。

それがデイダラのある考えをより確信へと近付ける。


泥｢嘘だな、うん。マダラの旦那から話は聞いたぞ。三尾…一人で倒したらしいな｣


周りのメンバーはその言葉に耳を疑った。

彼らも、リン、デイダラ、飛段が修業をすると、いつもリンが二人に負かされていることを知っているからだ。


飛｢デイダラちゃん、そりゃどーゆーことだよ！？大体、修業と三尾がどう関係してんのか…もう俺ワケわかんねー！｣


今まで一緒にいたのに、デイダラが何を言いたいのかさっぱりわからない飛段。

彼は頭を抱え、髪をくしゃくしゃにしながら叫ぶように言った。


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