【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第12章 Dawn10.仲間と宝物
デイダラはと言うと、そんなことお構いなしに詰め寄っていく。
泥「で、オイラが言ったことは本当なのか?うん?」
斑「ハァ…。それは本当だ。俺がこの目でちゃんと見ていたからな」
マダラは渋々溜息混じりに話し始めた。
斑「3分もかからないで倒していた。だがなぜそんなこーー…」
泥「わかった。ありがとな、うん」
話の途中だったが、デイダラは走って出て行ってしまった。
それを「デイダラちゃーん!」と叫びながら、飛段も追いかけるようにそそくさと部屋を出た。
斑「………」
嵐が去り、部屋に静寂が戻る。
それはよかったのだが、なんだか無性に腹が立つ。
斑「ドアくらい閉めてから出て行け。後で覚えとけよ」
マダラはチッと舌打ちをして立ち上がると、バンッと勢いよくドアを閉める。
それからドサッと乱暴に座り直し、また仕事を再開した………
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