第12章 Dawn１０.仲間と宝物

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それから数日後。


暇を持て余していたデイダラはメンバーの中で一番暇そうな飛段の部屋に来ていた。

彼の部屋にはジャシン教グッズが棚の上に所狭しと並んでいる。

やはり自分の好きな物だからだろうか、意外と綺麗に並べられているのには驚かされる。

壁にはなんだかよくわからない大小様々なマークが赤いペンキのような塗料で至るところに描かれている。

その意味不明なマークは円の中に逆三角形が入っている。

飛段いわく、これはジャシン教のシンボルマークらしい。

見る限り、ただの落書きにしか見えない。


飛｢そういやァ…｣


急に話し出す飛段に耳を傾けながらも、デイダラは粘土をいじり続ける。


飛｢リンって三尾一人でやったらしいぜ？｣


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