第12章 Dawn１０.仲間と宝物

雲一つない真っ青な空に、ギラギラと輝く太陽。

アジト近くの森の中では、リンとデイダラの二人がまたいつものように互いの力を高めるため修業を重ねていた。


鈴｢風遁:風網(ｶｻﾞｱﾐ)！｣



ビュッ



リンが印を組み、風がクモの巣のような形を作った。

物凄いスピードでデイダラに向かっていき、その身体を捕らえた。


泥｢ぐっ…｣



ボンッ



泥｢残念だったな！｣


リンはデイダラの分身を誤って捕まえてしまったようだ。

その隙にデイダラに背後をとられしまい、クナイを突き付けられている。


鈴｢今回も私の負けです…｣



デイダラはクナイをリンから離してニコッと笑う。


泥｢また明日もやろうな！うん！｣

鈴｢はい！｣


そう言って修業を終えると、デイダラとリンは仲良く並んでアジトに戻って行った………


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