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【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】

第11章 Dawn9.過去と傷痕





話を聞いた長門はすぐにニコリと微笑んだ。


長「もちろん!こんな小さい子が一人でいるのは危ないからね」


その言葉にリンは笑顔になり、きちんとお礼を言った。

しかし、またすぐに悲しい顔に戻る。


小「…お兄さんのこと?」

鈴「うん…」

長「兄がいるのか?」


リンは二人に兄のペインとはぐれてしまった経緯を、幼いながらも一生懸命話した。


長「なるほど…。それではぐれてしまって捕まっていたところを小南に助けられたってこと?」


確認をとるように長門はリンを見ると、彼女は座ったまま目をつむり、コクッコクッと眠っていた。


小「きっと疲れたのね」

長「あぁ…」


二人は笑みを浮かべると、布団を敷いてリンを寝かせた………


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