【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第11章 Dawn9.過去と傷痕
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しばらく歩いて森を抜けると、小屋のような家が一軒見えてくる。
既に朝日は昇り、周りは明るくなっていた。
小「ここよ」
小南はリンを家の中に入れる。
「小南!今までどこに行ってたんだ!?」
同時に、小南と同い歳程の少年が中から出て来た。
彼は少し長い赤髪を垂らし、前髪で目が隠れているおとなしそうな少年だった。
「ん?その子は?」
小「長門…私は修業してたのよ。この子はリンちゃん」
リンは"長門"と呼ばれたその少年にペコッと頭を下げる。
長門もつられて頭を下げた。
長門はひとまず中に入れ、3人はちゃぶ台を囲むようにして座った。
長「で…この子はどこから連れて来たの?」
そう聞かれた小南は先程あったことを長門に説明する。
小「…だから、リンちゃんをここに置いてあげたいの」
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