第28章 Dawn２３.神と世界-理想郷-

人間道ことペインも心配なようだが、マダラは相変わらず冷静に淡々と話した。


斑｢それより、お前こそ平気なのか？｣

人｢何のことだ？｣

斑｢とぼけるな。あの大規模な術のことだ｣


マダラの真っすぐな瞳に人間道は眼を逸らす。


人｢問題ない。俺は平気ｄ[小]｢平気な訳ないじゃない｣｣

人｢！｣

小｢どうしてこんな無茶を…｣


小南は悲しそうだが、眼は今まで以上に強い。

すると、畜生道が修羅道に持ち上げられ、木ノ葉へと体勢を整え始めた。

そして、人間道も小南と同じような眼差しを彼女に向けた。


人｢これが俺の正義だからだ｣



バフッ！！



大きな音と共に、再び里に飛んでいった畜生道。


人｢お前たちは手出しするな。撤退しろ｣


リンが不安そうな顔をすると、人間道は仕方なさそうに笑う。


人｢…大丈夫だ｣

鈴｢！｣


その直後、六道は白煙に姿を消した。


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