第28章 Dawn２３.神と世界-理想郷-

｢お兄ちゃん！｣


メンバーが振り返ると、そこにはリンとマダラがこちらに駆け寄って来ていた。


飛｢おっ！やっと来たか！｣

鼬｢マダラ、移植はうまくいったのか？｣


イタチは包帯に巻かれたマダラの左目を見て言った。


斑｢あぁ。リンがうまくやってくれた。問題ない｣

泥｢さすがリンってとこだぜ、うん！｣


デイダラが笑ってリンの肩を叩くと、彼女も"ありがとう"とにっこり笑った。


小｢移植…？｣

鬼｢目を移植したんですか？｣

蠍｢その包帯、ただケガでもしたのかと思ったが…｣


何も知らないメンバーはマダラを見つめる。


斑｢あぁ。色々あってな。左目が使い物にならなくなった｣

人｢片目で平気なのか？写輪眼なら尚更戦いにくいだろう？｣

斑｢まぁな。だが、もうしばらくすればきっとこの包帯も取れる｣


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