【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第9章 Dawn7.想いと正体
斑「まだ今も…俺が怖いか…?」
マダラは顔を上げたリンと目を合わせず、暗い表情で頬を撫でた。
すると、リンは自分に触れているマダラの右手をふわりと左手で包んだ。
鈴「怖く…ないですよ」
穏やかに微笑むリン。
鈴「じゃなきゃあなたといません」
リンは少しだけマダラの手を頬に押し付ける。
斑「リン…」
優しく名前を呟くと、柔らかな笑顔が返ってくる。
鈴「マダラさんの手、あったかい…」
リンはニコリとぽかぽかした太陽のように笑う。
こんな温かくて明るい笑顔、マダラは初めて見た気がした。
"ずっと見ていたい"と思ってしまう。
斑「お前だけは俺が守る、絶対に…。約束する。俺がこの手で…」
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