【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第28章 Dawn23.神と世界-理想郷-
リンは何かを決意し、デイダラとイタチに向き直る。
鈴「デイダラさん、イタチさん、ここ…任せていいですか?」
泥「何する気だ?うん?」
リンの目の力強さに何か感じたデイダラは眉を寄せた。
鈴「マダラさんに…お父さんの輪廻眼を移植します」
斑.鼬.泥「「「!!?」」」
「させるかぁああッ!!」
敵の忍が彼らに飛びかかった。
キィンーー…
鼬「取り込み中だ」
クナイとクナイがぶつかり合い、ギチギチと火花を散らす。
泥「なんだか状況が読めねーけど早くしろよ!うん!」
イタチとデイダラはリンに微笑みを浮かべる。
鈴(二人とも私達を助けてくれた。このチャンス、無駄にできない!)
リンは力強く頷いた。
斑「輪廻眼など必要ない。元々俺は片目でもーー…」
鈴「大丈夫!私を何度も守ってくれたマダラさんに眼を渡すなら、お父さんもきっと喜んでくれるはずです!それに、これから九尾とやり合うかもですからなるべく万全でないと。九尾にやられるマダラさんなんて見たくないですよ?私」
斑「誰が何にやられると?」
リンはムスッとするマダラを見て笑う。
マダラもその様子に諦めた顔をしてフッと小さく微笑む。
斑「…わかった。お前の言うとおりにしよう」
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