【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第27章 Dawn22.神と世界-桃源郷-
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飛「うわぁ…随分と派手にやってんなァ、オイ」
角「壊滅だな」
泥「さすがリーダーんとこのコンビだぜ、うん」
イタチが結界を通り抜ける暗号を知っていたため、すんなり木ノ葉に侵入したメンバー。
彼らは畜生道による巨大口寄せ達の破壊行動とほとんど倒壊された建物らを見て、驚嘆の息を漏らしている。
―…痛「着いたか。お前達のチャクラを感じる。まさか全員で来るとはな」
ペインの声が全員の頭に響いた。
―…痛「イタチ、頼んだぞ」
鼬「あ、あぁ…」
既に甚大な被害を受けている里を見たイタチの心は複雑だった。
平和のためとはいえ、故郷をこんなにまで潰されてはイタチの顔も当然歪んでしまう。
鈴「イタチさん、これが終われば……きっと木ノ葉にも平和は訪れます」
リンの言葉に、イタチも他のメンバーも目を丸くした。
鈴「私もさっきまで、木ノ葉が潰れなければ世界平和は見えないと思ってました。でも、里一つも平和にできないのに世界平和だなんて有り得ないですよね…。だから…私は木ノ葉も平和になった"世界平和"を目指したいです」
リンはニコッと笑う。
すると、驚いた顔のメンバーもだんだん笑顔になっていく。
鼬「そうだな、リン…。ありがとう」
イタチが優しく笑いかけると、リンも笑って頷いた。
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